榎本建築のこだわり
構造

木の家にこだわる榎本建築株式会社では、木造住宅の工法として「木造軸組工法」を採用しつづけています。
木造軸組工法は、在来工法とも呼ばれ、1000年以上もの歴史にわたり高温多湿の日本の気候風土の中で、改良・発展させた工法です。
土台・柱・梁で建物の骨組みを造り、筋交いという斜めの材をバランスよく配置して、地震や強風に耐えられるように考えられています。

構造へのこだわり
土台

土台へのこだわり土台には、米ヒバ4寸角(約12cm)を採用しています。
土台に適した木材としては、栗の木のように堅い木であることが大切ですが、まず水に強く腐りにくいことが不可欠です。
その点、米ヒバ材は木に脂分が多いため水に強く、ヒバ独特の匂い(ヒノキチオール)があります。
この匂いが白アリや木材腐朽菌を寄せ付けない効果を発揮し、かつ耐久性にも優れています。

柱・横架材

極太国産ヒノキを採用

国産のヒノキ無垢材を使用しています。
通し柱を五寸(約15cm)、それ以外の柱を四寸(約12cm)と他社と比較して太い柱を使っています。
ヒノキ材の強度は、伐採後徐々に増加し、300年後に強い強度を示し、1000年後にようやく伐採時の強度に戻ります。
家には、地震や台風といった自然災害などさまざまな力が加わります。
こうした外からの強い力に耐えるためには、バランスのよい強度と耐久性を持つヒノキ素材が最適です。

極太国産ヒノキを採用

横架材(梁・桁)

桁とは、柱の上に棟木と平行方向に渡して、建物の上からの荷重を支える部材のことです。
桁に対し、棟木と直行する方向に渡してある部材を梁と呼びます。
主要構造である横加材には、米松の無垢材を使用しています。
米松は、他の材料と比較して粘り気があり、横方向の力がかかる梁や桁には最適な材料です。
強度計算を基に樹種の選定を行い、ヒノキ・米松・積層材と使い分けています。
こうした柱や梁などの骨組みに費やす材料は、一般住宅の1.25~1.5倍の量を誇ります。

屋根

屋根へのこだわり屋根には、ヒノキの野地板を貼っています。
最近は、手間が掛からず安価なベニヤ板を張る業者がほとんどです。
ベニヤ板は湿気に弱く、湿気を吸ってしまうと劣化が進んで腐ってしまいます。
ヒノキの野地板は、調湿効果が非常によく、また遮熱性も高いので屋根の下地には最適です。

外部胴縁

外部胴縁へのこだわり外部胴縁とは、壁の板張りやサイディングなどを受けるための下地材です。
外部胴縁にもヒノキ(45㎜×21㎜)を使用しています。
防腐・防蟻に強く、薬剤処理をしなくてもそのままの木材使用を認められています。

窓台・まぐさ

窓台へのこだわりサッシ枠を取り付けるための部材で、窓の下部に取り付ける部材を窓台と呼び上部をまぐさと呼びます。
一般的な窓台・まぐさの厚みは30mmくらいですが、当社は柱と同寸法の4寸角(約12cm)の窓台・まぐさをボルトで柱と接合して耐久性・耐震性を高めています。

入口枠・額縁・押入れ

入口枠・額縁・押入れの中も無垢材を使用しています。
傷が付いてしまった場合でも簡単に補修可能です。
押入れの中は、湿気がこもりやすいので、呼吸してくれる杉板で仕上げています。

入口枠・額縁・押入れ

内装ドア・引き戸・開き戸

室内の内装ドア・引き戸・開き戸・収納扉は、既製品を使わず、造作建具が基本です。
既製品と違い廃盤になることがないため、将来に渡り修理が効きます。
造作建具は、いろんな寸法や形状に対応できるので部屋との統一感があります。

入口枠・額縁・押入れ

注文住宅

注文住宅榎本建築株式会社では、注文住宅にこだわり、自分の家のつもりで真心を込めて造ってきました。
お客様の夢、希望、趣味、家族構成、ご予算などをお聞きし、お客様のライフスタイルに合わせた先を見据えたご計画を提案しています。
当社の理想とする住まいは、何年時が経っても色褪せることなく住むごとに風合いの出てくるような家です。
無垢の家は完成した時が一番ではなく、ご家族と共に時を刻むことで風合いを増していきます。
ご家族の末長い暮らしに寄りそい、その時々の生活や家族構成の変化に、いつも頼りにされる存在でありたいと願っています。
私たちの誇りは、お引き渡しの後もお客様と一生のお付き合いができることです。
その結果、お客様にお施主様をご紹介していただいたり、親子二代で建てさせていただいたお客様もいらっしゃいます。
これからも確かな技術と信念で、お客様と信頼関係を築きながら、夢や希望をカタチにする作品を残していきたいと思います。

注文住宅
現場

現場へのこだわり「施工業者の良し悪しを見極めるには、完成した建物を見るよりも施工中の現場を見るとよくわかる」と言われています。
当社では、積極的に建築中の現場をご覧いただきたいと思っています。
実際に現場に足を運んでいただき、目で見て、手で触れて、香りまで感じてください。
構造の違いがわかってもらえると思います。
建物が完成すると見えなくなる部分までにこだわることこそがお客様に対しての誠意だと考えています。

こだわり

現場に足を運んで行くと、今まで気付かなかった事や、「やっぱりこうしたい!」とか「ここに棚が付けてほしい!」など色々考えが出てくると思います。
そんなご要望にもできる限り柔軟に対応させていただきます。

適正価格

一般的な価格とは手間・材料・経費で構成されています。
・手間 → 職人の人件費
・材料 → コンクリートや木材等
・経費 → 人件費や会社の必要経費

家づくりを考えると、まず考えるのが「家の価格」ではないでしょうか?
価格が高いから良い家なのでしょうか?

一般的に価格が高い会社は、材料が当社と扱っているものと大差なければ、経費が高いということです。
価格が安い会社は、企業努力もあると思いますが、適切な材料を使っていなかったり、職人の手間が安かったりと考えられます。

適正価格とは、お客様の住まいづくりに必要な材料にしっかりとお金をかけ、職人が手間をかけた「質と価値観の高い住宅」のことです。
当社は、大手メーカーのような住宅展示場もなく、営業マンもいませんし、テレビCMなどの宣伝広告もしていません。
なぜなら、多額な販売経費・人件費はお客様の建築価格に上乗せされてしまうからです。
家づくり以外にかかるムダな経費を削り、適正な価格で『本物の家』を提供しています。

適正価格